1/20にInstagramの大規模なアップデートがありました。
それが、プロフィールグリッドに表示されるフィード投稿の画像サイズの変更です。
企業などのInstagramアカウント運用担当者にとって、見逃せないアップデート内容となっています。
この記事では、具体的な画像サイズの変更点と対策について解説します。
プロフィールグリッドに表示される画像サイズが変わった!
今回、Instagramのアップデートによって、プロフィールグリッドに表示される画像サイズ、つまりサムネイルの表示サイズが縦長(3:4)に変更されました。
そのため、これまで正方形の比率で画像を投稿していたアカウントについては、プロフィールグリッドのデザインが崩れる可能性があります。
特に企業や商品・サービスのPRのためにInstagramを運用している場合、ブランドイメージに悪影響を与える可能性があるため、早急な対応が必要でしょう。
投稿する際の画像比率は何が正解?
プロフィールグリッドに表示される画像サイズが縦長(3:4)に変更されたことで、投稿する際の最適な比率も変わるのでしょうか?
今回新たに推奨されている3:4の比率で投稿した場合、プロフィールグリッド上では正常に表示されますが、フィード画面で見た際に上下がトリミングされてしまいます。
そして、従来からの推奨サイズである4:5の比率で投稿した場合、フィード上では正常に表示されますが、プロフィールグリッドではサムネイルが左右がトリミングされてしまいます。
また、従来通り正方形(1:1)の画像を投稿してしまうと、Instagram上で意図した表示になりません。
これらを踏まえて、インスタのフィード投稿は4:5の画像サイズで投稿することをおすすめします。プロフィールグリッドに表示されるサムネイルは、この後紹介するセーフゾーンを意識することで綺麗に見せることができるため、調整して投稿してみましょう。
イメージやブランディングを目的として企業アカウントを運用している方は、特に注意してください。
セーフゾーンはどうなる?
Instagramにおけるセーフゾーンとは、プロフィールグリッド上で見た場合、トリミングされずに表示されるエリアを指します。
従来は1:1の正方形でしたが、今回のアップデートによってこのエリアのサイズが3:4に変更になりました。
そのため、従来からの推奨サイズである4:5で投稿する際は特に注意が必要です。
4:5で投稿した場合、下記画像の右側にある通り、グリッド表示では左右が数ピクセル程度削られてしまいます。セーフゾーンを考慮し、投稿画像の左右に余白を設けておくと、Instagram上で意図した通りに画像を表示することができます。
Instagramで画像サイズを調整する方法
これまでに投稿した画像も新たな仕様に対応するため、画像サイズを調整した方が良いでしょう。
実は、Instagramでは、投稿した画像の表示サイズを正方形に調整する機能が追加されました。
■投稿の画像サイズを調整する手順
- 投稿画面右上の「・・・」をタップ
- 「プレビューを調整」を選択
- 「画面に合わせる」をタップ
- 画面右上の「完了」をタップ
これまでの投稿から、画像サイズを調整したい投稿を選んで表示し、画面右上にある「・・・」をタップします。
メニュー画面が表示されるので、「プレビューを調整」を選択しましょう。
画面左下にある「画面に合わせる」を選択すると、プロフィールグリッドに表示される画像サイズを調整できます。
最後に、画面右上の「完了」をタップすれば完了です。
画像の上下に余白が加わって正方形になり、プロフィールグリッドの新仕様でも見栄えが崩れなくなります。
ただし、フィード画面ではこの調整が適用されず、縦長(4:5)のサイズで表示されるため、その点にご注意ください。
Instagramのアップデートに対応して、画像サイズを調整しよう
今回実施されたInstagramのアップデートでは、プロフィールグリッドに表示される画像サイズが従来の正方形(1:1)から縦長(3:4)へと変更されました。
この変更により、従来の正方形サイズでの投稿はグリッドデザインの見栄えが崩れる可能性があり、特にSNSマーケティングの一環で運用している企業アカウントには大きな影響を与えます。
そのため、新たな投稿では、画像比率の調整に加え、セーフゾーンを考慮してデザインを最適化することが必要です。また、過去の投稿も画像の表示サイズを新仕様に合わせて調整し、統一感のあるプロフィールグリッドを構築することが、ブランドイメージを維持する上で大切となります。
企業アカウントとして今回のアップデートにいち早く対応し、より効果的なSNSマーケティングを実現しましょう。