• 2024.10.11

Instagramのアカウント凍結・停止の原因と解除方法

Instagramのアカウント凍結・停止の原因と解除方法

「突然Instagramが使えなくなった」というとき、アカウントが凍結されてしまっているかもしれません。

きちんとInstagramのルールを守って使用しないと、アカウントがいつの間にか凍結されたり、最悪の場合はアカウントを削除されるため注意が必要です。

この記事では、Instagramのアカウントが凍結・停止されてしまう原因と解除方法をご紹介します。

Instagramアカウントの凍結とは?

アカウントの凍結は、ユーザー側で言われていることで、Instagram公式では「アカウント停止」という表記となっています。

凍結や垢BANはアカウントの停止と同義ですが、あくまでユーザー側の言葉だということも覚えておいてくださいね。

アカウントが停止され使えなくなる

まず、Instagramの凍結(停止)をされると以下の現象が発生するので、もしご自身のアカウントでこのようなことが起きたら凍結を疑ってみましょう。

  • 自分のアカウントにログインできなくなる
  • 自分のアカウントが利用できなくなる
  • フォロー・投稿・DMなど、Instagramの基本的な機能を使えなくなる

これらの現象はいずれも、Instagramのアカウントが停止されたら起きることですが、この時点ではまだアカウント自体は生きていて、アカウントが一時的に止まっているだけの状態です。

アカウントが削除される場合もある

ごくまれにアカウントの一時的な停止ではなく、強制的に運営側からアカウントを削除される場合もあるようです。

これは、投稿内容やアカウントが「かなり悪質である」と判断された場合に行われるものです。

もちろん強制削除が必要な場合もありますが、そんなつもりなく運営してきたアカウントを凍結・強制削除されることは絶対に避けたい事態だと思うので、事前にInstagramの注意事項を確認して、日頃から投稿に気を付けておく必要があります。

日常的な会話で使っている漢字や言葉が、InstagramなどのSNS上では禁止事項となっていることもあるので、気を付けましょう。

アカウントが凍結されるとメッセージが表示される

アカウントが凍結されると、通常通りログインしようとしても、アカウントが停止されたというお知らせが表示されます。

お知らせにある「詳しくはこちら」をタップすると、以下のようなメッセージが出てくるので、すぐに凍結(停止)された状態であることがわかります。

お客様のアカウントは、弊社規約への違反があったため、停止されています。このアカウントにログインすることはできず、アカウントは誰にも表示されません。「いいね!」、フォロー、シェアを人為的に集めたり、同じコメントやコンテンツを繰り返し投稿したり、利用者の同意を得ずに商業目的で繰り返し連絡したりしないでください。このような行為は許可されていません。これが誤りだと思われる場合は、お知らせください。

Instagramのアカウントが凍結される原因と前兆

アカウントが凍結されるときは、前兆があるのでしょうか?

実は、Instagramが公式に「アカウントが凍結されるときは前兆がある」と明言していませんが、ユーザーの間では、いくつか前兆があるのではないかと言われています。

一時的にブロックされる

真っ黒な背景に出てくる、「しばらくしてからもう一度実行してください」というメッセージの下に「コミュニティを守るため、Instagramで一定の期間内に特定のアクションを実行できる回数には制限が設けられています。このブロックが何らかの間違いであると思われる場合はお知らせください。」といった表示が出ます。

このメッセージ内の「Instagramで一定の期間内に特定のアクションを実行できる回数には制限が設けられています。」というところがポイントです。

短時間でいいねやフォロー、DMを送信しすぎたり、同じコメントやコンテンツのシェアを繰り返していると悪質、スパムとみなされてしまいます。

メッセージの下には「ご意見・ご感想」「OK」という表示があるので、もしこのメッセージについて身に覚えがなければ、意見を送信しておくと良いかもしれません。

こうした内容については、Instagramのコミュニティガイドラインにも記載されていますので確認しておきましょう。

Instagramコミュニティガイドライン
「いいね!」、フォロー、シェアを人為的に集めたり、同じコメントやコンテンツを繰り返し投稿したり、利用者の同意を得ずに商業目的で繰り返し連絡したりしないでください。スパムのない環境を維持しましょう。「いいね!」やフォロー、コメントを含むやり取りの見返りに、金銭や金券などのプレゼントを申し出たりしないでください。誤解を招く偽のユーザーレビューや評価の提供、勧誘、取引に関与したり、これらの行為を促進、奨励、助長、承認したりするようなコンテンツを投稿しないでください。
出典:Instagramコミュニティガイドライン

利用規約の違反

当然ですが、Instagramが定める利用規約に違反していると凍結の対象となります。

他のSNSと比べて特別に厳しいわけではありませんが、利用者が増えてInstagramのビジネス利用がさらに浸透していけば、規約が厳しくなるかもしれません。

Instagramをビジネス利用している、これからしていきたいと思っている人は、さらに気をつけておく必要があります。

スパムにつながる過剰な行為をしている

スパムとは、受信者の意向と関係なく大量・無差別に送られるメッセージのことです。

これは一種の迷惑行為に当たるので、Instagramでも規制の対象となります。

例えば、短時間で大量にフォローしたり、いいねをしたり、もちろんメッセージを送ったりするとスパムとみなされてしまう可能性があるので、気をつけましょう。

とくにInstagramを始めたてのときや、興味のあるコンテンツやインスタグラマーを見つけたら、似た内容のアカウントを多くフォローすることがあるかもしれません。

基準を越えたときには、「しばらくしてからもう一度実行してください」と表示され、利用が制限されるので注意してくださいね。

自動ツールの使用

2021年後半ごろからInstagramの運営は、ボットの排除に積極的になりました。

アカウントの認知を上げ、フォロワーを増やすために、さまざまな人のアカウントに「いいね」やスパム的なコメントを大量に行うアカウントが制限されるようになりました。

少し前までは投稿内容に関係ない謎のコメントが沢山ついているような投稿を見たことがあるかもしれません。

最近はそうした運営側の努力もあり、自動でいいねをするツールやコメントツールが使えなくなっていると同時に、そうしたツールを使っているアカウントも凍結されているものが多くなりました。

複数のユーザーから違反報告を受けている

複数のユーザーから違反報告を受けているアカウントも、凍結の対象となります。

例えば、一見大丈夫そうな写真でも見方によっては性的なものをイメージさせるものだったり、動物や児童虐待など、Instagramで公開するのに適さない画像を見つけたら違反報告をすることができます。

より多くのユーザーからInstagram運営側に違反報告されたアカウントは凍結される可能性が高くなります。

違反報告は簡単にできるので「これは公開してはいけないのでは?」と思ったアカウントや投稿があれば、誰でも違反報告できます。

右上の「・・・」をタップして、さらに「報告する」をタップ

どのような理由で運営側に報告したいか選択肢が出てくるので、内容を選択してタップすれば報告完了です。

アカウントの放置をしている

長期間更新されていない、ログインされていない、というアカウントも凍結の対象になります。

少なくとも毎日ログインすること、でもただログインしているだけではアクティブユーザーであるとは判断されません。

「投稿する予定はあまりないけど、アカウントは生かしておきたい」ということであれば毎日とは言いませんが、何日かおきにログインして「いいね」しておきましょう。

禁止されているハッシュタグの使用

Instagramを利用する上で、情報収集するときに便利なハッシュタグですが、実はInstagramで禁止されているハッシュタグがあります。

  • 性的なもの
  • 有名すぎる、数が多すぎる、頻度が高すぎるもの

性的なもの

性的な表現や性的なスラングは基本的には禁止されています。

「#sexy」などは性的なものではなくファッションで使うことも有るかもしれませんが、Instagramでは性的なハッシュタグとして認識されるので気をつけてください。

有名すぎる、数が多すぎる、頻度が高すぎるもの

例えばInstagramを表す「#instagram」や「#ig」は禁止されているハッシュタグの1つです。

この他にも「#popular」など、汎用性が高く投稿数が多くなりそうなものは、そもそもハッシュタグの意味がなくなるので禁止されています。

Instagramのアカウントが凍結されやすい投稿内容

ここでは具体的に、Instagramのアカウントが凍結されやすい投稿とはどのようなものがあるのかご紹介します。

これらの内容は、自分が投稿することはもちろんのこと、誰かの投稿をシェアするというのも投稿と同様ですので、気をつけてください。

他社のロゴが入った服のコーディネート写真

ファッション系インスタグラマーで自分のブランドをプロデュースしている方、写真にタグ付けして外部のサイトに誘導するような投稿をしている方は注意しなければなりません。

もちろん、自分の投稿にタグ付けしたり、リンクを付けるなどして販売サイトに誘導することが自体が禁止されているわけではありません。

例えば、一目で他社のものだとわかる服のコーディネート写真をあたかも自分がデザインしたかのように見せるような投稿はNGです。

一般の人が日常の写真の1枚として投稿すること自体に問題はありませんし、ビジネスアカウントでも、該当の服はそのブランドのものであることを明記したり、タグ付けするなどしておけば問題ありません。

著作権を侵害する画像・動画・音楽の使用

著作権を侵害する画像や動画、音楽を使用した投稿も凍結の対象になります。

何百万人と利用者がいるInstagramで著作権の問題が発生すると大変です。

そうした問題を発生させないために代表的な禁止事項としてコミュニティガイドラインにも記載されています。

写真を投稿するときは、自身が著作権を持っている、もしくはちゃんと許可を取った上で投稿するようにしましょう。

半裸・ヌード・全裸など性的な内容

性的なもの、体に関する投稿も気をつけなくてはいけません。

ヌードや全裸は他のSNSと同様に規制の対象です。

海水浴やプールの写真を投稿することもあるかと思うので、半裸についてはなかなか判断が難しい部分もあります。しかし、性的なものをイメージさせる写真はNGです。

赤ちゃんや子供の写真なども同様に注意が必要です。

おむつを履いていない赤ちゃんの後ろ姿なども規制の対象となる場合もあるので、投稿する写真には注意が必要です。

暴力的・差別的な投稿

暴力的・差別的な投稿はもちろんNGです。

Instagramやその他SNSでもニュースをシェアすることがあるかと思いますが、あなた自身にそうした意図がなくても暴力的な表現が含まれる可能性があるものをシェアする時には注意が必要です。

なかなか線引きが難しい所ですが、その点はコミュニティガイドラインにも明記してあるので参考にしてください。

暴力や差別に関するガイドライン
報道の対象となるような出来事について投稿するときは、慎重に行ってください。
多くの人がInstagramを利用して重要な報道の対象となる出来事をシェアしています。それらの投稿に画像が含まれる場合があります。Instagramの利用者はさまざまな年齢の異なる背景の人々です。すべての利用者にとって適切な環境であり続けるため、刺激の強い暴力的な描写を含む動画を削除することがあります。
このようなコンテンツを、非難や注意喚起、啓蒙を目的としてシェアしたいと考える利用者がいることは理解できます。そういった目的でコンテンツをシェアする場合は、暴力的な描写を含んでいることを警告するキャプションを写真に付けるようにしてください。加虐嗜好を満たすための画像や暴力を美化するための画像をシェアすることは、絶対に認められません。
出典:Instagramコミュニティガイドライン

テロや犯罪に加担する内容

日本ではイメージしづらいかと思いますが、海外ではテロやデモが日常的に起こる可能性があり、設定されています。

テロや犯罪に関するガイドライン
Instagramは、テロリズムや組織的犯罪、煽動集団を支援したり賞賛したりする場ではありません。性的サービスの提供、個人間での銃火器やアルコール、タバコ製品の売買、ならびに非医療用の薬物または医薬品の売買も認められていません。非医療用の薬物の売買、取引の手配、寄付、贈呈、または依頼を意図したコンテンツ、および非医療用の薬物の個人的な使用を容認する(回復の文脈での場合を除く)、またはその使用を手配もしくは助長するようなコンテンツも削除されます。また、Instagramでは、実店舗で販売が許可されているものでも、生きた動物の個人間での販売を禁止しています。密猟または絶滅危惧種やその一部の販売を手配することはできません。
出典:Instagramコミュニティガイドライン

Instagramアカウントの凍結を解除する方法

さて、ここまでInstagramのアカウントが凍結されるきっかけとなるような投稿についてご紹介してきましたが、凍結を解除する方法についてご説明していきます。

Instagramに14日以内に異議申し立てをする

Instagramが凍結されたらエラーメッセージ下にある「異議申し立て」をタップします。

「異議申し立て」の部分にはリンクがあるので、そこでユーザー名などの必要情報を入力して送信すればOKです。

Instagramヘルプセンター

ただし、この異議申し立ては14日以内に行わないとアカウントがそのまま消えてしまいますので注意してください。

アカウントが凍結されたと気づいたら面倒でもすぐに対応しましょう。

凍結の解除には1週間から1か月かかる
凍結の解除は早くて1週間程度、長くて1ヵ月程かかる場合もあるようです。

タイミングによってかかる日数が異なるようですので、異議申し立てをして必要な手続きをしても1週間以上対応がされないという場合は次の対処に進むことをオススメします。

プロアカウントは公的な文書の写しが必要になる

ビジネスで使用しているプロアカウントが凍結された場合は、公的な文書の写しが必要となります。

利用規約やコミュニティガイドラインに違反している可能性があって凍結されているため、スパムや迷惑をかけるようなアカウントではないという証明が必要ということですね。

  • 事業免許
  • 会社設立契約書
  • 公共料金領収書
  • ドメイン名の登録証明
  • 会社定款
  • その他の証明書類など

Instagramのメールに返信しよう

先ほどの専用フォームに入力して送信するとInstagramからメールで連絡がきます。

メールの内容に従って必要な手続きを進めていきましょう。

Instagramからメールがきたら、メールに書かれている認証コード、名前、Instagramのユーザー名を白い紙にはっきり見えるように書き、その紙を持った自分の顔全体が写るように撮影した写真をメールに添付して送信します。

Instagramのアカウントの凍結は必ず解除できる?

Instagramが凍結されたら今ご紹介した手順を行った場合、必ず解除できるのでしょうか。

基本は解除できますが、ときにはなかなかな返事がこなかったりして解除できない場合もあるようです。

世界中のユーザー数を考えても、すぐには解除手続きの順番がこないかもしれません。

異議申し立てをしても返信がこないケースがある

異議申し立てをして1週間以上経つのにメールがこない場合は、迷惑メールのフォルダにメールがきていないか確認しましょう。

意外とInstagramからのメールが迷惑メールフォルダに振り分けられていて気づかなかったという場合もあります。

とくにキャリアメールを使用している場合は、迷惑メールフォルダに入ってしまっている可能性があります。確認してみましょう。

メールを何回か送信をして解除を待つ

迷惑メールフォルダを確認してもメールがきていない場合は、何回かメールを送ってみましょう。

年末などの連休が間にあったりすると対応が遅れる場合もあります。

そのときは、「メールを送るのが初めてではないこと」や「アカウントが凍結されて困っているので解除して欲しい」という具体的な内容を記載して、目にとまるよう工夫してみましょう。

何度もメールを送るのは面倒かもしれませんが、アカウントが削除されることを一番避けたいので、チャレンジしてください。

アプリのレビュー欄に投稿をして解除を待つ

直接的な方法ではありませんが、アカウントの削除を避けるためにできることを全てやるという観点で、「アプリのレビュー欄に投稿する」という方法もあります。

レビュー欄でアプリの配信元から返信がきているのをたまに見かけますよね?

それを狙いましょう。

Instagram側が何か反応してくれたら「自分のアカウント凍結を解除して欲しい」旨を伝えましょう。

新たなアカウントを作る方法もある

最終手段として、新たなアカウントを作り、Instagram側にコンタクトを取るという方法もあります。

Instagramは複数のアカウントを作ることができるので、いろいろやってもまだ凍結が解除されない場合は、そうしたコンタクトも有効かもしれません。

Instagram側へコンタクトを取る方法は、以下の通りです。

トップページ右上の「≡」をタップしましょう。

「設定」をタップしてください。

「ヘルプ」をタップしましょう。

「問題を報告」をタップしてください。

報告する方法が複数表示されるので、選択して報告しましょう。

Instagramのアカウントが凍結されても慌てず対処を

Instagramアカウントが、ある日突然凍結されたらびっくりして焦りますよね。

しかし、心配しなくて大丈夫です。ちゃんと手続きすれば凍結は解除される可能性が高いので、まずは異議申し立てを行いましょう。

お役立ちコラム

Instagramのビジネスアカウントとは?特徴やメリットを解説

2025.02.07

Instagramのビジネスアカウントとは?特徴やメリットを解説

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Instagramのスパムアカウントとは?誤ってスパム認定された時の対処法も解説!

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Instagramのスパムアカウントとは?誤ってスパム認定された時の対処法も解説!

Instagramを使っていて 「知らないアカウントから突然フォローされた」 「怪しいメッセージが届いた といった経験はありませんか? それはスパムアカウントの仕業かもしれません。 また、心当たりがないのにも関わらず、自分がスパムアカウントと誤認されてしまうこともあります。 この記事では、Instagramにおけるスパムアカウントの特徴と、自分のアカウントがスパムと認定されてしまった場合の対処法について解説します。 Instagramのスパムでお困りの方は、是非参考にしてくださいね。 Instagramのスパムアカウントとは? Instagramのスパムアカウントとは、他のユーザーに迷惑をかける行動(=スパム)をしたり、不正な目的で運用されていたりするアカウントのことを指します。 具体的には、以下のような行動がスパムとみなされます。 Instagramでスパムと認定される行動 不特定多数に多くのフォローやコメントをする 怪しいリンクを含んだDMを送信する 有名人や著名人など他人になりすます行為をする これらの行為は、Instagramの利用規約に違反するため、Instagram側で厳しく対処されます。とりわけ、複数のユーザーから「スパム行為をしている」としてアカウントが報告されてしまうと、アカウントが一時的または永久的に凍結される可能性があります。 スパム認定を防ぐには、どの行動が問題行為に当たるのかを理解し、適切な利用を心がけることが大切です。 Instagramでスパムアカウントに認定された場合の対処法 自分のInstagramアカウントがスパムアカウントに認定されてしまった場合、次の手順を踏んで、スパム認定を解除しましょう。 1 Instagramへ問い合わせる Instagramアプリの「ヘルプ」から、Instagram側へ連絡できます。 プロフィール画面から「設定」→「ヘルプ」→「問題を報告」を選択する。 スパム扱いが誤解であることを具体的に記載して送信する。 報告が送信されたら、Instagram側は、ユーザーからの報告をもとに対応を進めます。そのため、正確な状況説明や証拠(スクリーンショットなど)を添付すると、よりスムーズに対応される可能性があります。 2 身分証明書などを提出する スパム誤認が発生した場合、Instagramから身分証明書の提出を求められることがあります。 運転免許証やパスポートなど、有効な身分証明書を用意する。 画面の指示に従って、必要な情報をアップロードする。 提出することでアカウントの所有者であることが確認され、スパム認定が解除される可能性があります。 3 セキュリティを強化する Instagramでは、アカウントのセキュリティ強化のため、追加の確認を求められる場合があります。 登録済みのメールアドレスや電話番号を確認する アプリ内での認証プロセスを完了する これらの手順をすべて実行することで、アカウントが復元される可能性が高まります。 4 アカウント凍結中の注意点 アカウントが凍結中の際は、以下の行動を避けるように注意しましょう。 繰り返しアカウントへのログインを試す。 これらの行動は、凍結解除までの期間を延ばす原因となることがあります。自力で凍結を解決しようと考えずに、Instagram側の指示に従うのが最善です。 スパムアカウントの見分け方 Instagramでスパムアカウントを見分けることは、傾向を把握すると簡単です。次の4つの特徴に注意しましょう。 Instagramスパムアカウントの特徴 特徴1:フォロー数が多い 特徴2:怪しいコメントをしている 特徴3:ハッシュタグを付けすぎている 特徴4:ビジネスの勧誘をしている フォロー数が多い スパムアカウントは、多くのユーザーを無差別にフォローしています。 「フォロワー数に比べてフォロー数が極端に多い」 「数万のフォロー数がある一方で、投稿がほとんどない」 このようなアカウントはスパム行為を行う可能性が高いです。 怪しいコメントをしている スパムアカウントは、不自然なコメントを頻繁に投稿します。 例えば「素晴らしい投稿ですね!ぜひこちらもチェックしてください」などと言った テンプレート的だったり、投稿内容と関係のなかったりするコメントです。 こうしたコメントは、特定のリンクやサービスを宣伝する目的で行われる場合があるので、注意しましょう。 ハッシュタグを付けすぎている 過剰なハッシュタグを付けて投稿しているアカウントにも注意しましょう。 「投稿内容と無関係なハッシュタグが多数使われている」 「トレンドを装うために、人気ハッシュタグを乱用している」 このような傾向があるアカウントには要注意。 ハッシュタグの乱用は、投稿を広範囲に拡散させるための典型的なスパムの手法です。 ビジネスの勧誘をしている スパムアカウントは、特定の商品やサービスを購入させる目的でユーザーに接触してくることが多いです。 メッセージやコメントでの不審なリンクの共有、「特別なオファー」や「限定割引」といった点を強調する内容が見られる場合、スパムの可能性が非常に高いです。 スパムアカウントを通報・報告する方法 スパムアカウントを発見したら、通報・報告しましょう。手順は次の通りです。 スパムアカウント・スパム投稿を報告する手順 スパムアカウントのプロフィールを開く。 プロフィール画面右上の「≡」をタップします。 「ヘルプ」→「報告する」を選び、「報告の対象」を指定します。 必要に応じて追加情報を入力したら完了。 スパムの報告は、特定の投稿からアカウント全体まで、報告対象を自由に指定できます。 場合に応じて、適切な対象を選んで報告しましょう。 スパム報告後に注意するポイント スパムアカウントを報告した後も、以下の点に注意してInstagramを利用しましょう。 怪しいリンクをタップしたり、スパムの可能性があるアカウントと関わらない 自分のアカウントがスパムと誤解されないようInstagramの利用規約を守る また、友人やフォロワーにも注意喚起することで、スパム被害の拡大を防げます。 Instagramのスパム対策は、特徴の把握と迅速な対応が大切 Instagramのスパムに対処するためには、スパムアカウントの特徴を把握し、適切な対応を取ることが重要です。スパムらしい行動を見つけた場合、速やかに通報し、他のユーザーにも注意を促しましょう。 自分のアカウントがスパムアカウントと誤認され、凍結されてしまった場合も、ご紹介した手順を踏むことでアカウントを復元できる可能性があります。 Instagramの利用規約を守って、適切にアカウントを運用していきましょう。

2025年1月最新!Instagramアップデート解説

2025.01.21

2025年1月最新!Instagramアップデート解説

1/20にInstagramの大規模なアップデートがありました。 それが、プロフィールグリッドに表示されるフィード投稿の画像サイズの変更です。 企業などのInstagramアカウント運用担当者にとって、見逃せないアップデート内容となっています。 この記事では、具体的な画像サイズの変更点と対策について解説します。 プロフィールグリッドに表示される画像サイズが変わった! 今回、Instagramのアップデートによって、プロフィールグリッドに表示される画像サイズ、つまりサムネイルの表示サイズが縦長(3:4)に変更されました。 そのため、これまで正方形の比率で画像を投稿していたアカウントについては、プロフィールグリッドのデザインが崩れる可能性があります。 特に企業や商品・サービスのPRのためにInstagramを運用している場合、ブランドイメージに悪影響を与える可能性があるため、早急な対応が必要でしょう。 投稿する際の画像比率は何が正解? プロフィールグリッドに表示される画像サイズが縦長(3:4)に変更されたことで、投稿する際の最適な比率も変わるのでしょうか? 今回新たに推奨されている3:4の比率で投稿した場合、プロフィールグリッド上では正常に表示されますが、フィード画面で見た際に上下がトリミングされてしまいます。 そして、従来からの推奨サイズである4:5の比率で投稿した場合、フィード上では正常に表示されますが、プロフィールグリッドではサムネイルが左右がトリミングされてしまいます。 また、従来通り正方形(1:1)の画像を投稿してしまうと、Instagram上で意図した表示になりません。 これらを踏まえて、インスタのフィード投稿は4:5の画像サイズで投稿することをおすすめします。プロフィールグリッドに表示されるサムネイルは、この後紹介するセーフゾーンを意識することで綺麗に見せることができるため、調整して投稿してみましょう。 イメージやブランディングを目的として企業アカウントを運用している方は、特に注意してください。 セーフゾーンはどうなる? Instagramにおけるセーフゾーンとは、プロフィールグリッド上で見た場合、トリミングされずに表示されるエリアを指します。 従来は1:1の正方形でしたが、今回のアップデートによってこのエリアのサイズが3:4に変更になりました。 そのため、従来からの推奨サイズである4:5で投稿する際は特に注意が必要です。 4:5で投稿した場合、下記画像の右側にある通り、グリッド表示では左右が数ピクセル程度削られてしまいます。 セーフゾーンを考慮し、投稿画像の左右に余白を設けておくと、Instagram上で意図した通りに画像を表示することができます。 Instagramで画像サイズを調整する方法 これまでに投稿した画像も新たな仕様に対応するため、画像サイズを調整した方が良いでしょう。 実は、Instagramでは、投稿した画像の表示サイズを正方形に調整する機能が追加されました。 ■投稿の画像サイズを調整する手順 投稿画面右上の「・・・」をタップ 「プレビューを調整」を選択 「画面に合わせる」をタップ 画面右上の「完了」をタップ これまでの投稿から、画像サイズを調整したい投稿を選んで表示し、画面右上にある「・・・」をタップします。 メニュー画面が表示されるので、「プレビューを調整」を選択しましょう。 画面左下にある「画面に合わせる」を選択すると、プロフィールグリッドに表示される画像サイズを調整できます。 最後に、画面右上の「完了」をタップすれば完了です。 画像の上下に余白が加わって正方形になり、プロフィールグリッドの新仕様でも見栄えが崩れなくなります。 ただし、フィード画面ではこの調整が適用されず、縦長(4:5)のサイズで表示されるため、その点にご注意ください。 Instagramのアップデートに対応して、画像サイズを調整しよう 今回実施されたInstagramのアップデートでは、プロフィールグリッドに表示される画像サイズが従来の正方形(1:1)から縦長(3:4)へと変更されました。 この変更により、従来の正方形サイズでの投稿はグリッドデザインの見栄えが崩れる可能性があり、特にSNSマーケティングの一環で運用している企業アカウントには大きな影響を与えます。 そのため、新たな投稿では、画像比率の調整に加え、セーフゾーンを考慮してデザインを最適化することが必要です。また、過去の投稿も画像の表示サイズを新仕様に合わせて調整し、統一感のあるプロフィールグリッドを構築することが、ブランドイメージを維持する上で大切となります。 企業アカウントとして今回のアップデートにいち早く対応し、より効果的なSNSマーケティングを実現しましょう。

Instagramアカウントが凍結された5つの理由|復元方法も解説!

2025.01.08

Instagramアカウントが凍結された5つの理由|復元方法も解説!

Instagramを開いたら何もしていないのにアカウントが凍結されていた、という経験はありませんか? Instagramが突然使えなくなると驚きますし、何より困りますよね…。 とりわけ企業のSNSマーケティングとしてInstagramアカウントを運用していた場合、アカウントの凍結はブランドイメージにも悪影響を及ぼします。 この記事では、Instagramアカウントが凍結される理由と復活させる方法について詳しくご紹介します。 Instagramアカウントが凍結されてしまってお困りの方は、ぜひチェックしてください。 Instagramアカウントが凍結される5つの理由 Instagramアカウントは、大きく分けて下記5つのいずれかに一つでも該当すると、凍結されるおそれがあります。 Instagramアカウントが凍結される主な理由 ユーザーからの違反報告が多数あった。 長期間アカウントを放置した。 著作権や商標権に違反した。 利用規約(コミュニティ規定)に違反した。 短期間に過剰なアクションを行った。 それぞれ、具体的にどういうことなのか確認していきましょう。 ユーザーからの違反報告が多数あった 物議を醸す投稿や炎上するような投稿をして、多数のユーザーがあなたのアカウントをInstagramに報告した場合、アカウントが凍結される可能性があります。 特に多くのフォロワーを抱えるアカウントの場合、このような報告を受けやすくなります。 たとえ意図していなくても、ユーザーから誤解を招くような表現や内容の投稿は避けましょう 長期間アカウントを放置していた 長期間、ログインの記録やアクションがないアカウントも凍結される可能性があります。 アカウントを保持し続けたい場合は、定期的にアカウントへログインして、新規投稿やストーリーの更新を行いましょう。 著作権や商標権に違反した Instagramに投稿したものの中に、他人の著作権や他社の商標権を侵害する投稿はありませんでしたか? たまたま写真に写り込んでしまったロゴや、楽曲の一部だけを無断使用した動画などでも、違反とみなされる可能性があります。 投稿する写真や動画、キャプションは入念にチェックし、必要に応じて権利者からの許可を得ることが大切です。 利用規約(コミュニティ規定)に違反した Instagramが定めている利用規約(コミュニティ規定)に違反すると、アカウントが凍結される可能性があります。  出典:Instagram ヘルプセンター Instagramでは、コミュニティ規定を大きく6つの分類から構成しています。 Instagramのコミュニティ規定 暴力行為および犯罪行為 安全に利用するために 不適切なコンテンツ 信頼性と真正性 知的財産権の尊重 コンテンツ関連のリクエストと審査結果 「暴力行為や犯罪行為を助長するような内容を投稿していないか?」「不適切な内容のコンテンツを投稿していないか?」など、いずれの項目も具体的かつ詳細に規定されています。 またコミュニティ規定は改訂も行われます。以前までは問題ない内容であっても、改訂によって問題となってしまう可能性もあります。どのような点が変更されたのか定期的に確認しておきましょう。 短期間に過剰なアクションを行った 特定の期間に多くのユーザーをフォローしたり、多くのリアクション(いいね!やコメント返しなど)を行いませんでしたか? Instagramでは、短期間に過剰なアクションを行ってしまうと、アカウント凍結の対象となります。 これを防ぐためには、日常的なアカウント運用の中で自然な頻度のアクションを心がけることが大切です。 フォロワー増加やマーケティング効果を狙って、短期間で過剰なアクションをすることは避けましょう。 凍結されたInstagramアカウントの復元方法 「凍結される理由に当てはまる行為をしていない」 「凍結されたアカウントを何としても復活させたい」 そんな場合はInstagramアカウントの復元を試しましょう。 ここでは、凍結されたInstagramアカウントの復元方法をご紹介します。 専用フォームから異議申し立てする Instagramアプリでログインを試みると、「アカウントが凍結されています」という画面が表示されます。 この画面から異議申し立てフォームへアクセスし、必要事項を入力します。 具体的な手順 Instagramアプリにログインし、凍結に関する通知を確認。 表示される案内に従い、「異議申し立て」を選択。 必要な情報(名前、アカウント名、メールアドレス、理由など)を入力して送信。 以上で復元のための手順は完了です。 あとは、Instagram側が復元可否の審査を行いますので、審査結果が通知されるまで待ちましょう。 「アカウントが凍結されています」という画面が表示されない場合 Instagramアカウントにログインできないし、「アカウントが凍結されています」という画面も表示されない…。 このような場合、アカウントが凍結されているのではなく、ログインに関する問題が起きている可能性があります。 ログインに関する問題とは、具体的に次のような問題が起きている可能性です。 ログインに関する問題 第三者があなたのアカウントにログインして、パスワードを変更してしまった。 第三者があなたのアカウントにログインして、アカウントを削除してしまった。 コチラのページから、「アカウントにログインできない理由」を選択し、Instagramのサポートを受けましょう。 Instagramで異議申し立てのコツ アカウント凍結の復元に関して、異議申し立てする際は、次の2つのポイントに気を付けてください。 2つのポイント 理由を分かりやすく記入する。 アカウント凍結に気付いたら早めに異議申し立てする。 それぞれ、具体的に確認していきましょう。 理由を分かりやすく記入する 専用フォームには、理由を記入するスペースがあります。 その際、過激な言葉や曖昧な説明を避け、具体的な経緯と違反した認識がない旨を記入してください。 違反した認識がある場合は、違反してしまった経緯やこれからの改善策などを記入しましょう。 アカウント凍結に気付いたら早めに異議申し立てする Instagramでは、アカウント凍結されてから14日経過すると、アカウントが完全削除される可能性があります。 そのため、凍結したことが分かったら、できるかぎり早めに異議申し立てを行いましょう。 Instagramのアカウント状態を確認する方法 「いきなり凍結されてしまう前に、アカウントが凍結される可能性を知りたい」 そんな時は、Instagramのアカウント状態を確認する「アカウントステータス」と呼ばれる画面を見てみましょう。 アカウントステータス画面で定期的にアカウント状態を確認し、凍結されるリスクを減らしましょう。 具体的な手順 Instagramアプリを開き、画面右上の「≡」をタップする。 「アカウントステータス」をタップする。 アカウントステータス画面では、Instagramアカウントが凍結されるような違反をしていないか確認できます。 「削除されたコンテンツ」「フィードで表示順位が下げられたコンテンツ」「利用できない機能」「コラボレーション」の4項目がすべて緑色のチェックマークが付いていれば問題ありません。 凍結リスクのない、安全で効率的なアカウント運用を目指そう Instagramアカウントが突然凍結されると、驚いたり混乱したりしてしまいます。 ですが、慌てないでください。もしアカウントが凍結されてしまった場合は、専用フォームを使って早めに異議申し立てを行い、Instagram側へ状況を丁寧に説明することが復元への近道となります。 また、日頃からコミュニティ規定を確認し、自然なアクションを心がけることで、アカウント凍結のリスクを防げます。 さらに、ご自身のアカウントが凍結されるリスクに関しては、「アカウントステータス」の4つの項目をチェックすることで、簡単に確認できます。 Instagramを効率的で安全に運用するためにも、ぜひこの記事を参考に、トラブル時の適切な対応と日々の予防策を実践してみてください。

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